Webプログラマーは、Webシステムの開発やWebサイトを動かすプログラミングを行う職業だ。プログラマーと聞くと、一芸に秀でる専門職の印象を受けるが、Webプログラマーは複数のスキルを持ち合わせていなければいけない、総合力がものを言う職業である。
まず、プログラミング言語を複数マスターしている必要がある。Webプログラミングに必要な言語はHTML、CSS、JavaScriptなどが王道だが、近年では、モバイルアプリ開発に使われるSwiftやJavaScriptを改良したDartなどの言語も主流になりつつある。クライアントの依頼に沿ったものを作るには、多くの言語を使い分けなければならないのだ。
Webサイトの制作に関わる者であったら持っていなければならないのが、SEOの知識である。SEO対策はWebサイト運営者やライターの仕事であると思われがちだが、Web制作側はプログラマーの協力なしに十分なSEO対策を行うことはできない。例えば、SEOに影響するパンくずリストの設置や、使いやすい整理されたタグの設定などをプログラマーが行ってくれると、制作側はありがたいのだ。SEOの話が通じるプログラマーは重宝される。
技術的なスキルだけでなく、社会的スキルも備えていなければならない。特に必要とされるのが、コミュニケーション能力だ。Webプログラマーはたいていクライアントから依頼に沿ってコードを作っていく。その際にクライアントの話を聞き、イメージを正確にくみ取る必要がある。またクライアントにプログラミングの知識がない場合、作業のプロセスを分かりやすく説明しなければならない。意思疎通の能力が不可欠なのだ。
もしも、現役で活躍するWebプログラマーで収入に満足していない場合は、こうしたスキルを向上させることが給料アップに直結すると考えられ、日々の努力は欠かせない。具体的な方法として、こちらに給料アップに繋がるコツが記載されているので参考にしてみてほしい。